
メルカリでオークションができるようになったらしいけれど、どういう感じなんだろう?
2025年1月29日から、メルカリでオークション機能がリリースされました!
オークション形式で出品してみたいけれど、どんな機能なんだろう?落札までどんな流れなんだろう?と気になっている方も多いと思います。
私も気になったので、さっそくリリース初日にオークション機能を使って出品してみました!
メルカリオークションで出品~落札までの流れを体験して思ったこと。
それは、今現在メルカリオークションはまだ全ての出品者におすすめはできないけれど、お試しでやってみるのは大いにアリだな、ということでした。
今回はメルカリもヤフオクもたくさん利用した私が、どうしてそう思ったのかを解説していきます。
そして基本的なメルカリオークションのやり方と落札までの流れもスクショ付きでお見せしていますよ。
メルカリオークションが気になっている出品者さんはぜひ見て行ってくださいね♪
メルカリオークションのやり方
メルカリオークションのやり方はとても簡単です。


いつものように出品に必要な項目を設定していって、最後の値段設定でオークション形式を選択して金額を入力するだけです!
とっても簡単♪
後述しますが、メルカリオークションは終了日時が勝手に決まるシステムなので、自分で終了時刻を設定する必要がありません。
面倒なことを考えたくない人にとってはありがたいシステムですね(*’▽’)



オークション形式で出品したあとは特にやることはないわよ。



あれ?私の出品画面にはこんな表示が無いんだけど…
もし「オークション形式」が表示されていない場合は、こちらの記事を参考にしてください↓
メルカリオークションの流れ





出品したあと、どういう風に落札者が決まるんですか?
それでは実際のスクショを使って、出品したあとの流れをご紹介します(´▽`)
出品から入札


オークションでは、買いたい人が「〇〇円なら購入しますよ」という意思表示をすることを入札と言います。
出品したあと、入札があると通知が来ますよ。
初めての入札はかなりテンションが上がります٩( ”ω” )و


メルカリのお知らせ画面にも入札の通知が届きます。
しかし入札の通知がまとめて表示されるので、この画面では何件入札があったが見られません(´・ω・`)



何件の入札があったか見たいなあ。
そうですよね、見たいですよね!
大丈夫です!別の画面で、いつ、何円の入札があったか履歴もちゃんと見れますよ。




オークション形式で出品した商品は、商品画面に入札履歴という項目が出てきます。
ここをタップすると、いつ、何円の入札があったか履歴が見られます。



誰が入札したかは見られないので注意してね。
落札
入札があったあと、終了時間になると落札者が確定します。


落札者が確定すると、通知が来ます。
そして落札者が購入してくれたら取引が始まります。



落札者が決まったら自動的に取引が始まるんじゃないんですか!?
メルカリオークションの注意点
そうなのです(´・ω・`)
メルカリオークションは、ちょっと特殊なシステムがいくつかあるんです。
一般的なオークションと違うので、普通の感覚でオークション形式を利用すると「あれ?」となることがあります。
それではメルカリオークションを利用する上での注意点を解説していきます!
オークション終了後「誰か」が購入したら取引が始まる


先ほどもお話しした通り、オークション終了後に落札者が購入して初めて取引が始まります。



落札者が購入してくれなかったらどうなるんですか?
そこ、怖いですよね(;・∀・)
24時間以内に落札者が購入しない場合は、他のユーザーが購入できるようになりますので安心してください。
そして、購入しなかった落札者にはペナルティの可能性がある、とメルカリは明言しています。悪質な落札者は減らしたいとうメルカリの意思が感じられますね。
※落札後商品を購入しなかった場合、メルカリの利用を制限されることがあります
引用:最短1日で早く決まる!メルカリでオークション機能がはじまります|メルカリびより【公式サイト】
誰かが入札すると「翌日の20時台」に落札者が決まる


オークションの流れでご説明したとおり、メルカリオークションでは出品者が終了時刻を決める必要がありません。
というのは、終了日時が決まっているからです。
オークションの終了は、最初に入札された日の翌日の20時台です。20時何分に終了するかは、入札された時刻によって変わります。
※オークション期間について
オークション期間は、最初に入札された日の翌日20時台までとなります。(中略)(例)
最初の入札日時:2024/12/04 16:15
オークション終了日時:2024/12/05 20:15※終了までの時間が5分未満の時に入札がおこなわれると、終了日時が5分延長されます
引用:最短1日で早く決まる!メルカリでオークション機能がはじまります|メルカリびより【公式サイト】
オークションの途中でも簡単に落札価格を確定することができる


一般的なオークションでも「早期終了」という形をとることができますが、管理画面を開いたり最後の方にしれっとボタンが設置してあることが普通です。
しかしメルカリオークションは、この早期終了のボタンが「入札履歴画面」に大きく表示されており、とても簡単にできるようになっています。
購入者と交流しながら販売していくことが習慣化しているメルカリ。
オークションの途中、常連さんから価格交渉があってもすぐに対応できるようにこのようなシステムにしているのかもしれませんね。
メルカリオークションが現時点ではおすすめできない理由
私は実際にオークション形式の出品をしてみましたが、残念ながら「今はまだ」全てのメルカリユーザーにはおすすめできないと判断しました。
その理由を説明していきます。
20時台にメルカリを見られない人は落札が難しい


先ほどお伝えした通り、メルカリオークションは終了時刻が20時台と決まってしまっています。
つまり、用事や仕事で20時台にメルカリを見ることができない人には落札が難しいのです。
もちろん昼に入札したら奇跡的に落札できた!という例もあるでしょう。
しかし多くの人気商品は終了間際に入札バトルが繰り広げられます。そのとき画面を見られない人は落札できる可能性が限りなく低くなってしまいます(´-ω-`)
そのため、現段階では20時にメルカリを見られない人は入札を控える傾向があると考えられます。



現在はいろいろな時間帯で働く人がいるので、20時台終了というのも緩和されていくかもしれません。
現在はトラブルが発生する可能性が高い


メルカリユーザーの多くは、フリマ形式のお買い物に慣れている人たちです。
今回リリースされたオークション形式とフリマ形式は、だいたい反対の性質を持っています。
ここで一度、フリマ形式とオークション形式の違いを確認しておきましょう。
フリマ形式 | オークション形式 | |
値段を決める人 | 出品者 | 購入者 |
価格の決まり方 | 固定価格 通常は売れなければ値下げする 購入者と交渉して決まる場合も | 入札形式 購入希望者が多ければ値段が上がっていく |
購入までの時間 | 即購入可能 | 終了時間まで待つ |
特徴 | 出品後も随時情報の訂正ができる 価格交渉が習慣化している 取り置き対応ができる マイルールを持っている出品者が多い 比較的出品者の自由度が高い | 基本的に入札の取り消しはできない 商品情報の訂正ができない 入札が入ると出品者の意思で値段が変えられない 出品者が即決金額を提示していれば、その値で即落札可能 |
出品者のメリット | 希望価格で販売できる | 需要や注目度によっては予想以上の価格になることも |
購入者のメリット | すぐに購入できる 価格交渉できる | 需要の少ないものは相場より安く買える可能性がある |
ちなみに、現在のメルカリオークションの状態だと購入者にメリットが多いです。
上記の表のようにオークション形式では、いままで普通だった事と全く違う形式で販売されます。
そのため、メルカリユーザーにオークション形式が浸透するまでは、トラブルが多発することが容易に考えられます。
出品者が巻き込まれる可能性のあるトラブル
- 入札を取り消したいと要望される
- 前回より金額が上がっていることで購入者から問い合わせやクレーム
- オークション形式とは知らなかったとクレームや悪い評価
- 出品情報が間違っていたことに気が付いたが、訂正できずクレームや悪い評価
- いたずらで高額入札され、誰にも買ってもらえなくなる
- 思ったよりも安い金額で落札されてしまう
購入者が巻き込まれる可能性のあるトラブル
- 他に良い商品を見つけたので入札をキャンセルしたいができない
- オークション形式を知らずに入札し、どんどん価格が上がってしまう
- オークション形式は価格が変動するため商品同士を比べにくい
- 落札後に購入を忘れてメルカリの利用制限をされる
実際に起きていたトラブル
私はリリース初日にオークション形式を利用しましたが、その1日だけでも数件のトラブルが発生していました。


オークションと知らないユーザーから、価格が上がったことに対する問い合わせが見られました。


こちらもオークションと知らなかったユーザーから、価格交渉をされている出品者さんもいました。


入札取り消しを希望される方からの問い合わせもありました。



逆に考えると、オークション形式がユーザーに浸透さえすればトラブルも自然と減ってくるはずよ。
オークション機能がまだ洗練されていない


メルカリのオークション機能はリリースされたばかりということもあり、機能がまだ未熟な点もあります。


こちらは2025年2月4日時点の検索画面結果です。
「現在¥〇〇」と書かれているものがオークション形式で出品されたものですが、正直分かりにくい(^^;
そして入札数や終了日時が分からないのも、オークション形式として致命傷になっている気がします。
あまり情報を載せてしまうと、サムネイル画像が見えなくなってしまうので致し方が無いのかもしれません。



オークションの検索結果画面は大抵リスト表示ですものね。
そうなのです。
オークションでは表示すべき情報量が多いので、検索結果画面にリスト形式が追加されればいいのになぁ、なんて思いました。


そしてこちらは私が実際に遭遇したのですが、初期価格2,000円で出品したのに、現在価格が9,999,999円になってしまいました(^▽^;)
商品画面ではちゃんとした現在価格が表示されるのですが、なぜか検索結果画面でこのような表示になってしまうバグがあるようです。
商品情報を何も変えずに変更しなおすと直りましたので、致命的なバグではありませんがちょっと残念。
このように、まだリリースしたてのシステムはUIが使いにくかったりバグがあったりとサービスが安定しません。
特に今までと反対の販売方式を導入したので、無理がたたる場面があるのは仕方がないかなとも思います。



こういったシステムはユーザーの利用とともにブラッシュアップされていくものから、過度に心配する必要はないわよ。
個人的な所感
というわけで、今はまだ「メルカリオークション使ってみたけれど、自信をもっておすすめできます!」とは言えないかな~というのが率直な感想でした。
現段階でおすすめはできないけれど、1度はお試しで使ってみるべき


しかし!しかしです!
不用品販売はメルカリだけ、という方はオークションの雰囲気をつかむためにお試しで使ってみるのは大いにアリだと思います!
意外と「自分の販売していたものってオークションだと高値で売れるんだ!」と判明する可能性だってあります。そうなったら本格的にヤフオクで不用品販売を始めるのもいいですよね♪
また、人気商品だけど「全体的に状態が悪い」ものだと価格の付け方に困ったりします。
そういう商品をオークション形式で出品してみると、意外と高く落札されるかもしれません(*’▽’)
出品する商品をオークション形式にするか価格設定にするか迷ったら、こちらの記事を参考にしてくださいね↓
ユーザーに浸透してシステムがブラッシュアップされれば利用価値あり!


さらに、オークション機能がブラッシュアップされて、メルカリユーザーにオークション形式が浸透したら、かなり使える機能だと思います!
なんせメルカリを利用しているユーザーは2,000万人以上!ヤフオクの利用者数とほぼ同じです。
オークションにおいて利用者数が多いということは、出品した商品の価格が適正に近づくということです。
よく値切られて出品者さんには嬉しいポイントですよね(*^^*)
せっかくリリースされたオークション機能。
まだ全力でおすすめはできないとはいうものの、利点が全くないわけではないので使わないのは少しもったいないです。
というわけで、ぜひお試しで良いので何か1品(1,000円以上で売れそうな商品がいいです)オークション形式で出品してみると良いと思います。
まとめ
今回はメルカリのオークション形式について解説しました。
メルカリオークションは初心者でも簡単に出品できる!
注意点
- オークション終了後に誰かに購入してもらう必要がある
- オークション終了時間が20時台固定
- オークションの途中でも簡単に落札金額(落札者)を確定できる
現時点ではおすすめできない理由
- 人によっては終了時刻の20時台にメルカリを見られない
- オークション形式がメルカリユーザー浸透するまではトラブルが起きる可能性が高い
- システムがまだ洗練されていない
個人的な感想
オークションを体験するにはいい機会なのでお試しで出品するといいかも
メルカリのユーザー数は多いので、オークション形式が浸透したら出品者に有利になりそう
まだ不安定な機能とはいえ、新しいことに挑戦するってワクワクしますよね(*´▽`*)
これからメルカリオークションがにぎわい、徐々にユーザーに浸透していくことを願って結びとさせていただきます。
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
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