送料が安いからエコメルカリ便を使いたいけれど、デメリットもあるのかな?
送料が激安のエコメルカリ便、出品者としてはぜひ使いたい配送方法ですよね♪
しかし、出品者にもエコメルカリ便のデメリットがあります。
このデメリットを把握せずにエコメルカリ便を利用すると、思わぬトラブルに巻き込まれてしまう可能性も…。
今回はメルカリで販売評価(600件以上)全て「良かった」をいただいている私が、エコメルカリ便の出品者のメリットとデメリットを詳しく解説します。
デメリットについてはその対策もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください(*^▽^*)
この記事でわかること
- 出品者がエコメルカリ便を使うメリット3つ
- 出品者がエコメルカリ便を使うデメリット4つとその対策
出品者のメリット① 100サイズまで一律730円!
出品者さんがエコメルカリ便を使いたい一番の理由。
それは何といっても送料が安いからですよね(*´▽`*)
各メルカリ便の料金を比較してみるとこんな感じです↓
サイズ | ゆうゆうメルカリ便 | らくらくメルカリ便 | エコメルカリ便 |
---|---|---|---|
60 | 750円 | 750円 | 730円 |
80 | 870円 | 850円 | |
100 | 1,070円 | 1,050円 | |
120~ | 1,200円~ | 1,200円~ | 非対応 |
1円単位の利益を追求しているメルカリ出品者にとって、送料が最大340円もお得になるなんて使わない理由がありませんね。
送料が安く済むことが、出品者にとってエコメルカリ便を使う最大のメリットです!
出品者のメリット② 発送がスマリボックスのみで完結(人と話す必要が無い)
さらにエコメルカリ便は、発送するときに人と話す必要がありません!
エコメルカリ便は「Smariボックス」さえあれば、自分だけで発送手続きをすることができるんです。
店員さんに発送手続きをしてもらうときは、レシート発行機でQRコードを読み込んで注文票を出して、レジに持って行って、店員さんに注文票を渡して、荷物に透明のシールを貼って、その中に店員さんが発行した送り状を入れて、店員さんに荷物を渡す…とたくさんの工程があります。
スマリボックスからの発送は、スマリボックスにQRコードを読み込ませて、横から出てきた送り状を荷物に貼って、投函口に入れる。たったこれだけなんです↓
慣れてしまえば1分もかからずに発送手続きが済んでしまいますので、スムーズで時間短縮にもなります!
また、コンビニなどでメルカリ便の発送をお願いすると、店員さんに嫌な顔をされてしまった経験のある方が多いのではないでしょうか。
私も店員さん経由で発送するときは、嫌な顔をされるかもしれないから毎回緊張するわ。
このような嫌な思いをする可能性が減るのも、エコメルカリ便の大きなメリットの一つです。
出品者のメリット③ 他のメルカリ便より匿名性が高い
そしてエコメルカリ便は、メルカリ便の中で最も匿名性の高い配送方法でもあるのです(`・ω・´)
ゆうゆうメルカリ便やらくらくメルカリ便は匿名配送とはいえ、発送地域が相手に見えてしまうのが現状です。
ゆうゆうメルカリ便(郵便)の配達状況画面
らくらくメルカリ便(ヤマト運輸)の配送状況画面
※こちらはAmazonで購入したときの配達状況画面ですが、らくらくメルカリ便でも同様の画面になります。
しかし、エコメルカリ便を担当しているSBS即配サポートの荷物照会画面では地域名が一切表示されません!
このように出品者も購入者も住んでいる地域が表示されないため、お互いに安心して取引できるのがエコメルカリ便のメリットでもあります。
やっぱりエコメルカリ便は出品者にとってはメリットだらけですね!
そう思えるのですが、実はエコメルカリ便は出品者にとってデメリットも多いのです。
気をつけておかないと、エコメルカリ便を使ったことを後悔してしまう可能性があるので注意が必要です。
それではエコメルカリ便のデメリットと対策を順番に見ていきましょう!
出品者のデメリット① 悪い評価を付けられる可能性がある
まず最初のデメリットは、エコメルカリ便を使ったことにより購入者さんから悪い評価を付けられる可能性があることです。
といいますのは、購入者さんにとってエコメルカリ便は良い印象を与えない発送方法になってきています。
エコメルカリ便のサービスが開始されて以来、このようなSNSのポストをよく見かけるようになりました。
実際、エコメルカリ便はヤマト運輸や郵便に比べて配達に時間がかかります。
私は2回、愛知~東京でエコメルカリ便を使ったことがありますが、2回とも配達完了まで3日かかりました。
通常の配達日数に慣れている購入者さんだと、エコメルカリ便の配達日数には大きな不安を感じてしまいます。
このような、エコメルカリ便の評判の悪さや配達の遅さへの不満が、出品者への悪い評価へつながる可能性は十分に考えておきましょう。
悪い評価を付けられないようにするためには?
このデメリットへの対策は、購入者さんにエコメルカリ便を利用する可能性があることを事前にお知らせすることで解決しますよ(*’▽’)
具体的には、出品時の商品説明に「※この商品はエコメルカリ便で発送する可能性があります」と一言付け加えるだけでOKです。
商品が購入されてから取引画面で「エコメルカリ便で発送してもいいですか?」って聞くのはどうですか?
それも方法の一つではあるのですが、あまりお勧めはしません。
なぜなら、購入後に取引メッセージを全く見ない購入者さんもいるからです。
そのような購入者さんに質問を投げかけても、メッセージが読まれないので返信は返ってきませんし、最悪トラブルの原因(商品が発送されないと事務局にクレームが入るなど)にもなってしまいます。
ですので、取引画面で相手の返信を待つようなメッセージを送らなくていいよう、必要な情報は全て商品説明に記載するようにしましょう!
出品者のデメリット② スマリボックスに入らない可能性がある
2つ目のデメリットは、100サイズまでとはいえ発送できる荷物の大きさに限りがあるということです。
エコメルカリ便はスマリボックスという大きな機械の中に荷物を入れて発送するのですが、スマリボックスに入らない荷物は発送できません。
例えば80×10×10のような細長いものも100サイズの荷物ではあるのですが、長すぎる荷物はスマリボックスからはみ出てしまうので発送手続きができません( ;∀;)
スマリボックスに入るようにするためには?
対策としては、スマリボックスの投函口のサイズに合わせて梱包するようにしましょう。
スマリボックスの投函口のサイズは全国共通で、30×45cmとなっています。
三辺合計100cmまでの箱が推奨となります。また、スマリボックスの投函口サイズは30cm x 45cmです。
引用:FAQ | Smari
100サイズのダンボールがあるとサイズ感が分かるので、購入して1つ持っておくのもおすすめですよ。
100サイズのダンボールでも、このような浅いタイプ↓だとスマリボックスに入らないので注意してくださいね。
出品者のデメリット③ スマリボックスの仕組み上、盗難や破損の可能性がある
3つ目のデメリットは、盗難や破損の可能性です。
先ほどもお話しした通り、エコメルカリ便は店員さんに荷物を預けるのではなく、スマリボックスという機械の中に荷物を入れて発送手続きをします。
このスマリボックスの投函口は通常は閉まっていて開けられないようになっているのですが、発送手続きを開始すると投函口が開き、すでに中に入っている荷物を自由に触ったり取り出したりできてしまいます。
あまり考えたくはありませんが、あとから発送手続きをしに来た人に荷物を盗まれてしまう可能性があるということです。
またスマリボックスの仕組み上、前の人の荷物の上に次の人が荷物を乗せることになります。
そのため、上から荷物を乱暴に落とされた場合や、重い荷物が連続して乗せられた場合、自分の荷物が破損してしまう可能性もあります。
つまり、エコメルカリ便は誰でも触れてしまう状態で保管されるので盗難の可能性があり、他の人の荷物の扱いによっては箱が曲がったり破損するかもしれない、ということは頭に入れておきましょう。
盗難や破損を防ぐには?
残念ながら、盗難や破損はどんな配送方法でも完全に防ぐことはできません(T_T)
しかし対策をすることで、盗難・破損のリスクを減らすことはできます!
エコメルカリ便で発送する以上、宅配業者が集荷に来るまで人の手が届くところに保管されてしまうのは避けることはできません。
実際に高額な商品や破損の可能性があるもの(ガラスや陶器、精密機器など)はエコメルカリ便の利用は避け、人の目が届くところで保管されるゆうゆうメルカリ便やらくらくメルカリ便を利用するようにしましょう。
また、パッと見て高価とわかるような梱包をしないことも大切です。
例えば、次のような荷物は高価なものと思われてしまい、盗難の可能性を高めてしまいます。
- ブランドのショッピングバッグで梱包している
- 中身が透けて見えるような素材で梱包している
- 高級そうな箱で梱包している など
このような梱包は避け、一般的な紙袋や無地のダンボールなどを使うようにしましょう!
万が一、盗難や破損があった場合はあんしん配送サポートによってメルカリから適切にサポートが受けられます。
また、エコメルカリ便には荷物1つにつき30万円までの補償が付いています。
出品者のデメリット④ エコメルカリ便を使える条件が複雑
そして最後のデメリットは、条件が複雑だということです。
出品経験のある方ならば、発送するときにエコメルカリ便を選択できずに困ってしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。
実はエコメルカリ便を利用するためにはいくつか条件があるのです。
エコメルカリ便を利用する条件とは?
エコメルカリ便を使うための条件は4つです。
- 条件① 購入者がエコメルカリ便の購入可能エリアに住んでいる
- 条件② 出品者がエコメルカリ便の出品可能エリアに住んでいる
- 条件③ 配送方法が「〇〇メルカリ便」になっている
- 条件④ 購入者がエコメルカリ便を許可している
この条件が全てそろった時にだけ、発送時にエコメルカリ便を選択できるようになります。
エコメルカリ便の条件については、こちらの記事で詳しく解説しています↓
購入者向けの記事ですが、出品者をされているなら理解できる内容になっています(*^^*)
まとめ
今回は、出品者目線でのエコメルカリ便のメリットデメリットをお伝えしました。
- メリット① 100サイズまで一律730円
- メリット② 店員さんと話さずに発送手続きできる
- メリット③ 他のメルカリ便より匿名性が高い
- デメリット① 悪い評価を付けられる可能性
→商品説明にエコメルカリ便で発送する可能性があることを記載する - デメリット② スマリボックスに入らない可能性
→投函口のサイズ(30×45cm)に合わせた梱包をする - デメリット③ 盗難や破損の可能性
→高価なもの・割れ物・精密機器はエコメルカリ便を使わない - デメリット④ 条件が複雑
→エコメルカリ便4つの条件を確認する
出品者にとってメリットだらけだと思われがちなエコメルカリ便ですが、デメリットをしっかり把握しておかないと、思わぬトラブルになる可能性もあります。
今回ご紹介したエコメルカリ便のデメリットを念頭に、対策できるものは対策をして、出品者・購入者ともに気持ちのいい取引きになるよう心がけましょう♪
購入者さんから信頼される取引を心掛けていると、リピーターになってくれる可能性もあるわよ。
購入者のメリットデメリットについてはこちらの記事で解説していますので、購入の予定がある方はぜひ見て行ってくださいね♪
最後まで読んでいただきありがとうございました(^^)
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